「エトランジェ」。このフランス語、とても美しいと思われる方も、多いかも知れない。
私なりに直訳してみると、「見知らぬ人」。カミュの同名の小説は、「異邦人」と訳されている。辞書で調べてみると、「外国人、外人」と記されていた。
この名詞が形容詞化された単語が「エトランジュ」。
彼は、エトランジュだ。という言い方になるのだが、不思議、変わり者、変わった人といった意味である。
私は、生まれも、国籍も日本国。フランスに永住したエトランジェとなる。
母国に足場がない上に、フランス国でも、永久にエトランジェのままである。
宙吊りのままの生活である。
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フランス語と日本語のニュアンスの違いがおもしろい。
「見知らぬ人」。この中に「外」という意味合いはあまりない。
日本語だと「外の人」。大陸と島という地形上の感覚の違いなのかもしれない。
「エトランジェ」。もっと巨視的に見てみると、「国」という巨大な組織の外にいる人間とも言える。「東洋人のエトランジェ」。金子光春「ねむれ巴里(中公文庫1976年)」より、再度、抜粋してみる。
---東洋ではともかく、西洋での身の詰まりかたは、さすがに個人主義国だけに凄まじいものがあった。破産者は遠慮なく自殺した。敗者が生き残れる公算がないからである。---
そして、芸人という種族。多分、二重のエトランジェなのだと考える。
「追伸として」
昨日、投稿させて頂いた「投函狂」。再度、読み返し、内容が不適切と判断。削除と致しました。読者の方々、および、ブログサイト運営者様へ、ご迷惑をお掛け致しました事、謹んで、お詫び申し上げます。引き続きの、ご愛読、何卒、よろしくお願い申し上げます。
裕イサオ 10月27日 当地時間17h03
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