毎日、俺の仲間のだれかが、パリのあちらこちらで公演をしている。
もちろん、俺および俺のグループの公演も含まれる。それで、ちょこまかとお出掛けないし、仕事場へとなる。なんだか、結構忙しいけど、いいこっちゃ、我々には。
うちのトリオのベースのヨラムからコンサート案内が来て、仰け反った。
パリのアラブ会館でのコンサート。このメジャーな場所だけでも仰け反るのに、じっと読んでいたら、ヨラムが推定三十人ぐらいのオーケストラなんだけれど、これの総監督。二度仰け反る。
佐藤真師匠もパリの売れっ子ドラマー。
いやぁー、なんか俺は凄いメンバーでトリオを結成してしまったことになる。
むむっ、ということは、俺もそこそこ凄いのかしらねぇー?
先日、パリ音大出身の連中のユニットを聴きにいった。
いやぁー、さすがに皆上手い。謙虚でいいやつらだし、実に楽器の扱いが上手い。
俺の技術の比ではない。まあ、専門にやってきた連中だからねぇー。
で、俺はセショボーンとなったのかというと全然の全然。
俺との違いを諸々分析して帰ってきた。俺、ないし俺らなんだけれど、
良し悪しではなく、あとはお客様の好みなのでどっちがどうのというわけじゃないよ。純粋にどう違うのか、ということ。
俺らは、明らかに母体がジャズだ。エモーショナルなのである。
彼らは、明らかに母体がクラッシック。理知的に構成されている。
俺らは、明らかに喧嘩空手みたいな感じだ。実戦系。
彼らは、基本形をキープ。お上品だ。やはり、相手との相互了解の下に、皆で構成する。
俺らは、明らかに爆発し、ぶっ倒れるぞぉーと勇ましい。
彼らは、明らかに理知が先に来ている。
やっぱ、西洋のミュージッシャンという感じが、物凄くした。クラッシックの土台の上のインプロビゼーション。フランスだと、インプロビゼーションとよく一括りにされるんだけれど、明らかに俺らは、フリージャズだ。別に、境界線を決める必要はないけれど、明らかに流派が違う。別に敵対しているわけじゃないよ。
俺、真師匠は日本人。ヨラムはモロッコ人。
ちょっと、フランスのミュージッシャンとはルーツが違うんだろうね。
俺たち、日本の曲を演奏しないけれど、まあ、結果的に、日本的と言われる。
静かな雅楽に似ているのではなくて(こっちのミュージッシャンの方が逆に影響を受けている)、べろべろになって馬鹿騒ぎして倒れるというこの乗りが、たぶん、そんな感じに聞こえると推測している。たががジャズだろがぁーーーと、言いながら、ムキになってやっているところが.....。
0 件のコメント:
コメントを投稿